仕事を続けながら実務研修を受けるためには、受講スケジュールの確認が必要です。実際に通学をする必要があり、所定の講座を受講するための日程調整が必ず必要となりますので注意しましょう。最短でも数ヶ月に及ぶ受講期間をこなせるのか、あらかじめチェックしておくといいです。
通いやすいスクールを見つけたら、まず説明会やスクーリングに参加して具体的な受講計画を決めていきます。資料請求も同時に行うと効率的です。その後、入学願書を提出して受講開始するといった段取りで学習を進めていきます。提出書類に問題なければ、送られてくる教材を使って受講開始します。
介護現場で働くための実践的な知識を習得することができます。また教材による自宅学習や通信講座を活用して、時間や場所の制限なしに学習することも可能です。
実際の介護現場では、身体介助など様々なサポートを行いますので、実践的な実務能力や技能を身につける必要があります。研修におけるロールプレイを通じて実践力を高めることができます。
介護現場で設置が義務付けられているサービス提供責任者になるための資格を得ることができます。なおこの資格は、実務者研修を修了者もしくは介護福祉の資格保有者が対象です。
平成28年より介護福祉士の国家試験の受験資格の一つに、実務者研修の受講が義務付けられました。したがって実務知識を習得する目的に加えて、受験資格を得ることを目的としています。
医療行為とされているたん吸引と経管栄養は、従来医療関係者にのみ限定されていました。しかし実務者研修を受講することで、これらの基本研修が免除になるメリットがあります。
